住宅地の中に公園があるのではなく公園の中に住宅があるといった庭園住宅地を目指しました。 庭園の一つの大事な要素として領域性があります。 そこで住宅地の各エントランスには緑地を設け、そこにロートアイアン風フェンスとレンガウォールを設置し、植栽と合わせてゲート性を演出しました。 さらにレンガウォールの一部には庭園のアイテムとして修景的にベンチを置き庭園住宅地のイメージを強調し、 レンガウォールとベンチの組み合わせは公園、街角にも展開させました。 またコミュニティ育成のきっかけ造りも重要なテーマとしました。 領域性はコミュニティ意識(我が街意識)の育成にも役立つと考えています。
タウンサークル(公園)住宅地は東西街区に大きく二つに分かれるのでその中央に東西街区をつなげ、街の中心となる公園を設けました。公園には同心円の広場を設けその中心にはクラッシック調で重厚感のある公園灯を設置し 街に明かりを灯すシンボルとなるように考えました。 周囲にはレンガウォールを設け公園灯、植栽などと合わせて英国風イメージを演出しました。 このサークル広場がまさしく街のサークル(コミュニティ活動)の拠点となるタウンサークルとなる事を期待してます。
街角ベンチ庭園住宅のイメージを創出するためにフットパス(路地)にもゲート、公園と同様のレンガウォールとベンチを設置しました。住民のちょっとした語らいの場(路地端会議)となりコミュニティ育成に役立てればと思っています。
さくら堤沿い遊歩道とコミュニティ花壇計画地に隣接した川堤にソメイヨシノの並木があり春には美しく咲き誇ります。そこでこのサクラ堤を積極的に住宅地に取り組むため堤沿いに遊歩道を設けました。 また堤土手に花壇をつくり住民のガーデニングクラブなどによる活動の場として利用してもらうことで 住民コミュニティの育成を目指しました。 花壇の縁取りはこの地域でよく見られる玉石をイメージしたものとしました。
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□Fuison City既存集落との融合をテーマにしたランドスケープ構想
□ホワイト・コモン(白をテーマにした街角ひろば)
□里庭(農家の庭先をテーマにした住宅隣接地開発)
□レインボー・リーブス(コニファー・カラーリーフによる街角ひろば)
□さくら・コモン(水とさくらをテーマにした住宅地開発)
□新・田園都市(新・田園都市をテーマにした住宅地開発)
□ハーブリック・タウン(ハーブとレンガをテーマにした住宅地開発)
□ブルグ構想(ドイツの小さな町のランドスケープをコンセプトにした住宅地開発)
□シンフォニック・ステージ(音楽をテーマにした住宅地開発)
□フェアリー・ヴィレッジ(妖精をテーマにした住宅地開発)
□曲線路の街並 (道路車道部を曲線にした住宅地開発)
□森のリ・デザイン(既存樹木を活用したマンションのランドスケープ)
□小伝馬町の光庭 他(マンションのガーデンデザイン)