カーポート
形状
- 広さはカーポート寸法基準を原則とする事。(カーポート寸法基準(pdf))
- 乗用車(ミニバンなど)は車体寸法が大きくなっているので車両の軌跡図を用い出入庫について検討する。(車両軌跡図(pdf)
*前面道路幅員が出入庫に大きく影響する
- 前面道路とのすり付け部は車の底突防止のため高低差20cm、勾配20%以内を原則とする事。
- 縦断勾配は5%以内とする事。
- 横断勾配は2%以内とする事。
- カーポート舗装面と建築壁面までの距離を30cm以上確保し、緩衝帯とする。
- カーポート裏に居室の開口があるときは、植栽等の緩衝帯を設ける事。
- 洗車作業にための散水栓を設ける。
舗装パターン
- 必要であればカーポートの舗装に工夫を加えセカンドガーデンのような演出をする。
- 舗装材はタイヤの切返時などの影響を十分考慮して選択すること。(汚れ、剥離等)
コンクリート刷毛引仕上 | A,B,C | |
コンクリート金ゴテ仕上 | A,B,C | 刷毛引き仕上げのエッジ処理は原則金ゴテ仕上げとする |
石張舗装(方形張) | A,B,C | |
石張舗装(乱張) | A,B,C | |
小舗石舗装 | A,B,C | |
ゴロタ石敷 | C | 1〜3寸程度 |
タマリュウ | C | 幅10cm内外を基準とした模様部、または陰地部 |
レンガ、タイル | A,B,C | |
化粧平板、マックストン | A,B,C | |
インターロッキング | A,B,C | |
コンクリート洗出舗装 | A,B | |
化粧砂利埋込舗装 | A,C | |
化粧砂利敷(エポキシ樹脂) | | カーポート用 |
型押舗装(スタンプコンクリート) | A,B | |
| | |
芝舗装(保護材処理) | B,C | グリーンブロック等の芝生保護材を用いた舗装 |
砂利(玉砂利、粒調砕石) | C | |
張り芝 | C | 常時車が停車する位置では枯れる確立が高いので避ける |
カールーフ
カールーフを設置する場合は積雪による加重に考慮し、かつ雪が流れ落ち隣地に影響を与えないように配慮すること。
・さまざまなカーポート