沿道
街並の重要な構成要素となる場所であるため景観的な配慮を十分行う必要がある(植栽、構成材料等)
原則として下表組合せに基づき必要最小幅員を確保する事。
[注意]
下記幅員は植栽、構造物等の設置可能最小幅員であり通常は樹木等の生長を考慮し下記値の1.5倍以上は確保することが望ましい。
沿道構成例と最小幅員
代表的な沿道構成の立面イメージ
コニファーと低木の組合せ(最低幅員30cm)
オープン外構であるが押縁低支柱、トゲのある低木などで侵入しにくいイメージをつくる事も可能
コニファーとウッドフェンス、低木等の組合せ(最低幅員40cm)
中木(コニファー)の間にウッドフェンスを組み込み
フェンス前面に低木、コニファー前面にグランドカバーなどを植え込む。
ウッドフェンスとコニファー、低木の組合せ(最低幅員40cm)
ウッドフェンスの前面にコニファーと低木を植え込む
高木とコニファー、低木の組合せ(最低幅員40cm)
高木(H2.5程度)を並木的に配植し間にコニファー、低木、グランドカバーなどを植え込む。
比較的狭い幅員で高中低木の変化のある沿道景観を作り出す。
- 沿道部分は構造物基礎、配管などの埋設物に注意し土被り厚についても考慮すること。(植栽マニュアル参照)
- フェンスの変わりに化粧塀なども活用できるがこの場合必要最低幅員は150mmとし基礎幅も考慮する必要がある(高さの半分程度)
- フェンスにつる植物を絡ませる場合は、植栽リストのフェンス緑化を参照すること
- 生垣,中木等の樹種については植栽リストの生垣を参照する事
- 法面処理の場合は勾配を45°以下とし、法尻は土砂流出防止策(張芝等)を施す事。
さまざまな沿道景観