(1)駐車場スペース
・普通自動車の駐車場スペースは原則下記の数値とする。
駐 車 部 標準 w:2500 l:5500 (最小w:2300 l:5000)
前面道路幅 標準w:6000
(最小w:5500)
・景観的配慮から、車のオーバーハング部を地被等で緑化することも可能である。
・芝生保護材などで駐車場を全面芝生にすることも可能であるが常時駐車している場合の日照不足や、
切替し等で芝生が痛む事を考慮すると全面緑化はむずかしい。
・駐車スペースに横断勾配がある場合、車のドアが開いてしまい隣車にあたる可能性があるので勾配には注意する事。
(2)カーポート(戸建住宅等の駐車スペース)
・戸建住宅等の場合はアプローチ、間口、道路幅、勾配などの関係で
縦列、L型、並列などの方法で駐車スペースを確保することが多い。
・駐車スペースは車幅wに対して運転手側に500mm、反対側に300mmのクリアランスを確保し、
車長Lに対しては400mmのクリアランスを確保すること
・アプローチがカーポートと併用する時はアプローチ幅1200mmを確保する。この場合クリアランス幅と共用できるものとする。
・道路と平行駐車の場合は間口を7500mm以上確保すること
・前面道路とのすり付け部は車の底突防止のため高低差20cm、勾配20%以内を原則とする事。
・縦断勾配は5%以内とする事。
・横断勾配は2%以内とする事。
(3)車両寸法(代表的な車種より)
大型トラック(11t) L:11600
W:2470 H:2900
中型トラック(4t) L:6795 W:2200 H:1970
小型トラック(2t) L:4690
W:1690 H:1940
小型トラック(1t) L:4255
W:1580 H:1815
軽自動車 L:3200
W:1400 H:1320
普通自動車 L:4690
W:1690 H:1440
自動2輪(750cc) L:2215
W:860 H:1185
原動機付自転車 L:1800
W:640 H980
子供用自転車 L:1100
W:470 H:770
自転車 L:1820 W:600 H:1000