(1)スロープ
・勾配は1/15-1/20とする。
・濡れても滑りにくい材料とする
・グレーチングは車椅子の車輪や杖が落ちないように細かくする
・車椅子が蛇行して路面から外れないように立ちあがり等を設ける
・スロープの始点、終点、曲り角、折り返し部分には車椅子の操作がしやすいように
踊り場を設ける。
・手すりは両側に設ける
(2)駐車場
・車椅子用の駐車スペースは乗り降りのためW3500以上確保する必要がある。
・建物の入り口から近い場所に設ける。
・建物入り口まで安全な通路(W1350以上)を設け、雨などで濡れないよう配慮すること。
(3)車椅子のスペース
・車椅子のサイズ(JIS T 9201)
電動車椅子(JIS T 9203)
・通行スペース 車椅子1台 W900
車椅子+人 W1350
車椅子すれ違い W1800
・回転スペース 方向転換(直角) 1350*1350
(180°) 1900*1800
(360°) 2100*2100
4)道路利用者の基本的な寸法