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1)断面構成 

 

標準的な構成は表層、基層、路盤となり全体を路床が支えている。
この路床の条件が路盤構成に影響を与えるので土質試験が重要となる。
CBRが2未満の時は土の置き換え(置換工法)やセメント、石灰による安定処理工法が必要となる。
路盤は過重を分散して路床に伝える機能と支持力が必要となり一般的には切込砕石(クラッシャーラン)が使用される。
基層は塗装工法などでは過重に抵抗できるようなアスファルト合材やコンクリートでつくる。
(車などが乗り入れる場所ではコンクリートに溶接金網等を敷設する。)
また2次製品の舗装材を用いる場合平坦性を維持するために砂や空練モルタルによるクッション層を設ける。
タイルなどの舗装材では接着のためにモルタルが用いられる。


断面構成例


・コンクリート舗装(歩道部、車乗り入れ部)


 


表面仕上方法
酸洗仕上表面を酸で洗い、骨材を見せる仕上
タケ箒仕上表面にタケ箒で模様をつける仕上(粗目)
シュロ箒仕上表面にシュロ箒で模様をつける仕上(中目)
ハケ引仕上表面にハケ、ブラシ等で模様をつける仕上(細目)
金ゴテ仕上表面を金ゴテで仕上げる


・レンガ舗装

レンガ舗装は見せる面により平敷と小端敷がある
平敷は一番大きな面を見せる方法で、小端は側面をみせる方法である。



表面排水の勾配は2%前後とする

レンガ舗装パターン(例)
平敷の場合

小端敷の場合

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